2023年3月29日
時間外労働とは、法定労働時間(1日8時間、1週間40時間)を超える労働のことをいいます。
2023年4月1日から、中小企業に対しても、月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、現行の25%から50%になります(大企業についてはすでに適用されています)。
また、月60時間を超える時間外労働を深夜(22時~翌5時)に行わせた場合、深夜割増賃金率25%と合わせて75%の割増賃金を支払う必要があります。
なお、時間外労働をさせるには、労使協定(36協定)が必要です。
時間外労働には上限があり、月45時間以内、年60時間以内が原則です。
この上限を超えて従業員に労働をさせるには、特別条項付きの36協定を締結する必要があります。